ELEPHANT FACTORY COFFEE
今年最後のカフェは、河原町通りを一本脇に入った古いビルの2階にあるエレファントファクトリーコーヒー。
最近、カフェのオーナーとの会話の中で、よくこの店のことが話題になる。 ラビリンスなロケーション、狭くそして絶妙の空間、光や古色までをインテリアにした哲学的な雰囲気が、他にはない”only one”のカフェゆえのことなのだろう。 店名のELEPHANT FACTORYは村上春樹氏の小説「象工場のハッピーエンド」に由来する。 北海道美瑛で焙煎された豆を丁寧にドリップしたコーヒーは、苦みの中に甘さを感じさせる深い味わいで、コーヒー好きの中でココを一番に上げる人も多い。 カップに添えられたチョコレートを一粒、コーヒーと一緒に口に含むと、絶妙なバランスで“深い苦み”が舌の奥にまとわってくる。 村上春樹氏と言えば、最近「ノルウェーの森」が映画化された。 ジョンレノンが爪弾くギターの旋律が何とも印象的な“Norwegian Wood”をバックに、深い森と男女の不思議な関係を予感させる映像が流れると、僕に中に得体の知れない感情が満ちてくる。 2010年もあとわずか・・ 甘く詩的なコーヒーの香りに、ゆるいカントリー調の“Desperado”が心地いい。 ●ELEPHANT FACTORY COFFEE / エレファントファクトリーコーヒー 京都市中京区蛸薬師通東入ルHKビル2F TEL 075-212-1808 open:13:00 - 21:00 close:木曜日
by browns_cafe
| 2010-12-30 17:02
| カフェ/喫茶店
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