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散歩で本・本
僕の親愛なる同僚のRは、本と旅行とお酒をこよなく愛するとても魅力的な女性です。その彼女が本のブログを運営していることは周知なのですが、彼女はそのURLを誰にも明かしていません。どうやら、どんな本を読んでいるかは彼女の内面を映すものであり、それを知られたくないというのが、真相らしいのです。本というのはそんなものなのでしょうね。

そんな事を考えながら、散歩の途中で立ち寄った古本屋さんのお話です。


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まず一軒目は、中央区島之内にある「一色文庫」です。千日前の文楽劇場から北に上がり、道頓堀を越えて少し行ったところにある狭い路地の奥に「一色文庫」はあります。初めて行ったときは、あたりのラブホテル街とハングルの看板を掲げる店舗の多さに少々びびりましたが、2回目以降はむしろこのロケーションが、「本を買う」という行為を積極的にさせる要素ではないかと感じるようになりました。

e0113246_0473743.jpg雑貨かカフェのような白いドアを開けると、三方に書棚が並んでいて、絵本から食、建築、文化、文芸ものが整然と並べられています。
とくに探しているのもがなくても、目についた本を手にとってソファーに腰を下ろすと、頭がリセットされ、文字と向き合う静かな時間が始まります。1冊、1冊と本棚から本を手に取ると、普段使っていない脳のある部分が活性化され、覚醒したドーパニンが頭に充満しているよう気分になってきます。

悩んだあげくレジに運んだのは、『紅茶と露壷と夕暮れと-紅茶アンソロジー』という本。その装丁と“文芸作品に見る紅茶”と言う視点が気に入りました。著者の奥野響子さんのライナーノーツを見ると、将来喫茶店を開きたいと書かれてありました。


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2軒目は、大阪農林会館にあるベルリンブックス。こちらは雑誌などでも紹介されているのでご存知の方も多いと思います。アート系の本を中心に映像、音楽、洋書等がセレクトされていて、古書店というより、デザインスタジオのような雰囲気です。

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ロバート・フランクの写真集が今回の目的でしたが、予算オーバーであえなくスルー。写真集は発行部数が少ないので、値段がプレミア的になることが多く、購入には大いなる決断が必要です。
大阪農林会館の地下には、ギャラリー「ナダール」があって、大阪でも数少ないアート気分を満たしてくれる素敵なビルの一つです。

今回2軒の古書店を廻って感じたことは、散歩の途中で立ち寄りたい場所に「古書店」があるということです。いい喫茶店と美味しいコーヒー、それに右脳を活性化させる「古書店」があれば、散歩は100倍楽しくなります。(笑)

  一色文庫
   大阪市中央区島之内2-9-3竹屋ビル1F奥
   TEL 06-6211-8187  

  BerlinBooks
   大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館212号
   TEL 06-6245-7781

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by browns_cafe | 2007-07-08 00:56 | 写真・アート・books | Comments(8)
Commented by kohakuza at 2007-07-08 02:09
ちゃありぃさん、こんばんは♪
おお、一色文庫さんとベルリンさんとなると、つい喜んで
調子にのって2つもTBお願いします〜
どちらも大好きな本屋さんなのです。
特に一色文庫さんは、時間を忘れてしまう空間ですね。
この散歩のついでにスタンダードブックストアも如何でしょうか?
こちらは新刊書店ですが、店内にカフェがあって
本を持ち込んで読む事ができる、太っ腹な本屋さんで
カフェメニューも美味しいですよ。
Commented by ちゃありぃ@blogマスタア at 2007-07-08 13:19 x
kohakuzaさん、こんにちは~!
≫一色文庫さんとベルリンさん
そうそう、一色文庫さんの住所を調べようと検索したら
kohakuzaさんのblogに当たってびっくりしました。
一色文庫さん、本当にすてきな空間ですよね。、
昨日伺ったとき、オーナーに「静かですね。」と話しかけたら
「静か過ぎます。」と苦笑されてました。(笑)
調子に乗って、「こんなところでコーヒーが飲めたらうれしいんですが...」
みたいなことをお話したら、まんざらでもなさそうでしたよ。
実現したらうれしいですよね~!(笑)

≫スタンダードブックストア
ありがとうございます。どんなところかわくわくしますね。
カフェも併設してるんですね。
大阪で素敵な本屋さんがたくさん出来るとウレシイです。
TBありがとうございました。
ではでは~!!

ps.フランスはいかがでしたか??
出遅れましたが、またゆっくりブロ読させていただきます!(笑)
Commented by kuu at 2007-07-08 22:31 x
素敵な本屋さんですね
お気に入りの本屋さんと喫茶はセットだと思うんですよ
本は一度に一冊しか買わないと決めているのですが、見つけたお気に入りを持って、お気に入りの喫茶で読み始めるのは、最高の幸せです
神保町の「さぼうる」は典型です
学生時代は、西武新宿pepeの上の本屋さんが通り道で、歌舞伎町の「スカラ座」で読みふけるのがパターンでした
今は、堂島の「ジュンク堂」とムジカティーをセットにしています
奈良では、うーん、ないですね
本屋近くの喫茶も合わせて紹介していただくと、さらに嬉しいです~(^.^)
Commented by 沙月 at 2007-07-09 01:37 x
一味違う本を置いている素敵な本屋さん・・というと、京都の恵文社さんぐらいしか知らなかったのですが・・大阪にもこんな素敵なお店が2軒も!隠れていたのですね~♪ちょっと本当に今度、お給料もらったら大阪に行かねばならないな~って思います。そろそろメアリルボーンのさくさくスコーンも恋しくなってきた頃ですし・・(^^;
しかし、ちゃありいさんが買われた本、紅茶愛好家の私めとしてはすっごい気になるのですけど・・紅茶アンソロジーって一体、どういう内容だったのでしょうか??文芸作品に見る紅茶・・だなんて、まあ何とも素敵そうじゃありませんか~(*^_^*)
Commented by chica at 2007-07-10 09:33 x
ちゃありぃさん、こんにちは^^
友人との会話で久々に覗いたら、ブログ始められてたんですね・・・びっくり。
おもわずコメントしちゃいました。
素敵な本屋さんですね~また機会あれば覗きたいです^^
いつもながら素敵な写真で癒されました。
Commented by ちゃありぃ@blogマスタア at 2007-07-11 18:25 x
kuuさん、こんにちは。
コメントいただいたのに、すっかりレスが遅くなってすみませんでした。

≫お気に入りの本屋さんと喫茶はセットだと思うんですよ。
まったく同感です。いい映画やいい音楽をと同じで、いい本に出会うと、美味しいコーヒーを飲みたくなりますよね。たぶんクリエイティヴなシゲキが喉を乾かすのだと思います。
神保町の喫茶店やカレーハウスが大賑わいなのは、知的シゲキの受け皿になっているからでしょうね。
≫堂島の「ジュンク堂」とムジカティー
紀伊国屋なら、ブログにも書いた「三番街のバーンホフ」さんがオススメです。
奈良で読書喫茶なら、近鉄駅東向き商店街の「黄色いにんじん」はいかがですか??
≫「本屋さん近くの喫茶」
素適なキーワードですね。イメージ湧いてきました!(笑)

(追記)
そういえば、kuuさんは、学生時代、東京ガールズだったんですね。あのスカラ座で本を読むなんて、すごく濃密な読書時間を想像して、イメージするだけでもどきどきしますよ(笑)。神保町といい、大阪では味わえない空間です。
Commented by ちゃありぃ@blogマスタア at 2007-07-11 18:52 x
沙月さん、ぜひ大阪へも足を延ばしてください。
一色文庫さんやベルリンブックスさんは、恵文社のように蔵書にこだわった本格的な店ではなく、ごくフツーの古書店ですが、何か物語りを感じる不思議な雰囲気がありますね。
書店さんなら、僕が最近良く行くのは、ヒルトンプラザ5Fにあるジュンク堂書店です。ヒルトンプラザには、落ち着いたティールームもありますし、優雅に「本と紅茶」が楽しめますよ。
≫紅茶アンソロジー
著者の処女作は、「鴎外のマカロン―近代文学喫茶洋菓子御馳走帖」というタイトルです。さまに沙月さん、そのものですね。(笑)
Commented by ちゃありぃ@blogマスタア at 2007-07-11 18:58 x
chicaさん、ハッロー!
おひさです。
僕が好きそうな??(笑)、本屋さんでしょ。
また、江坂でいい店を見つけたら教えてくださいね。
では~ベイビー!?(笑)
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