ブログトップ
カテゴリ:美味しいもの/店( 36 )
横浜中華街の北京

e0113246_19443627.jpg


いまや横浜観光の目玉になっている中華街。
バラの美しい港の見える丘公園と山下公園にはさまれた絶好の場所にある「横浜中華街」はいつ行ってもすごい人並みで賑わっている。

お腹の空いた時間にイメージする中華街は本当に魅力にあふれている。
でも、「いざ、この店へ!」となるとなかなか決められないことが多く、店選びが苦痛になってしまうことさえある。
結局、期待と挫折の狭間で中途半端な店で妥協してしまうことはよくある話である。

そんな僕の経験の中で、ここはというお店を発見した。


北京は、香港路を入った路地にあり、まず穴場感がぼく好み。
ランチの時は迷わずここに行くことにしている。

オススメは肉団子と油淋鶏。
ご飯とデザートがついて休日のランチが950円で食べられる。

肉団子はふわふわで、何度食べても飽きない。

大将に「どうしてあんなにふわふわなんですか?」とたずねたことがあるが、「普通に作っているだけですよ」といたってクールな返事が返ってきた。

油淋鶏は僕に中ではイチオシの逸品
シャキシャキのレタスの上に油で揚げたジューシーな鶏肉が乗せられ、生姜たっぷりのタレが食欲をそそる。

相方は、これに10年ものの紹興酒をあわせるのが定番となっている。

焼き餃子ももっちりしていて、5個600円で何個でも追加して注文することができる。

他にも有名店は星の数ほどあるが、餃子にしても小龍包にしても期待が大きい分、食べた時の感動が薄いことが多いが、北京の餃子は、料理としてしっかり調理されていて、もちもちした皮とお汁たっぷりの餡のバランスがたまらない。

ラー油をぐっと効かしたタレつけて、冷たいビールで流し込むあの感じが味わえる。


あんまり美味しいので、一度女将さんに「ほんま美味しかったですわ。」とお礼をいったら、女将さんの笑顔が返ってきた。
あれこれ聞きたがる胡散臭い僕にも気持ちよく対応してくださり、いろいろ話を伺うことができた。

実は「北京」、昔からある店ではなく、以前は西新宿で営業をされていたとのこと。
ここに移ったいきさつなどを聞かせていただいた。

西新宿時代には雑誌の取材を受けられていて、店の前に女将さんのインタビュー記事が貼ってあった。なるほど一本筋の通った女将さんとお見受けした。

帰り際、僕が大阪から来たことを告げると「大阪の人はええやろ、私は大阪の人と気が合うねん。」とテンション上がること、上がること。
女将さんもよほど気分が良かったのだろう、親切に中華街の美味しいお店まで教えていただいた。

中華菓子はここ、調味料はここ、食材はここ、と。
さすがにプロのオススメの店はどこも素晴らしかった。

観光客から、地元民になったような気がした。

女将さん手書きの地図は僕の宝物になっている。

有名店の高級料理や行列のできる○○とは全く違うが、横浜の名所を巡ってちょっとランチでもという向きにはホントにいい店だと思う。

この店を楽しむコツは、女将さんのテンポに合わせて美味しいものを美味しくたべること。
決してちまちま食べたり、おしゃべりは必要以上にしないこと。
いいお客さんにはひたすら優しいし、スープや杏仁豆腐をサービスしてくれることっだって。

僕は大好きです。(笑)


e0113246_12230881.jpg






[PR]
by browns_cafe | 2015-03-15 12:27 | 美味しいもの/店 | Comments(5)
ぎんざ 力
e0113246_21282610.jpg



大阪人の僕の好物の一つに「かんとだき (関東煮)」がある。

味のしみたじゃがいもやちくわなどは子どもの頃のご馳走だった。
そのおかずにもなりおやつにもなる「かんとだき」は、子供のころの密かなNO.1グルメだった。

僕の祖母は乾物屋の長女で、そのせいか煮炊き物がバツグンに上手かった。
家族が多かったこともあり、冬場には祖母の作った「かんとだき」がたびたび食卓に登場した。
出汁の取り方や味付けはすべて目分量なのによく煮込まれた大根や牛すじなどは本当に美味しかった。


大人になって、いつの頃からか「かんとだき」を「おでん」と呼ぶようになった。
大阪弁をしゃべっていた自分が社会に出て標準語を意識し始めるように「かんとだき」を「おでん」と言うようになったのだと思う。


話が変わるが、たまに老舗居酒屋の煮物を食べて「これなら家で作れるよね。」という人がいるが、僕は違うと思う。

うちの祖母の煮物はクックパッドも絶対かなわないし、料理人が最高の食材で作った「おでん」と出汁加減を見ながら日々具材と向き合っているおでん屋の「おでん」とは全く別物だと思っている。(最高の食材で作ったおでんは美味しいに違いないけど・・)

ぎんざ力はそんな別物のお店だった。


e0113246_21284313.jpg



華やかな銀座5丁目にひっそりと忍ぶ渋い昭和のたたずまい。

小さく「力」と染め抜いた暖簾をくぐって店内に入ると、L字型のカウンターの真ん中でおでんを調理する大将の姿が見えた。
鍋には美味しそうなネタがきれいに並んで湯気をあげていた。

7時前にもかかわらずほぼ満席の店内。予約しておいた奥のカウンターについた。

「お飲み物を伺いましょうか・・」

「熱燗をください。一合で」

本当は「ビールと大根と牛すじ、カラシ大盛りで!」と言いたいところだが、ここは銀座のおでんやさん。焦ってはいけない。日本酒とお通しでじっとおでんを我慢する。


e0113246_21471973.jpg


一品料理をいくつかとお銚子が2、3本空いたところで、いよいよおでんの注文の瞬間がやってきた。

「・・大根と、それとちくわを下さい。」


e0113246_21470627.jpg


藍色のきれいな皿で出てきた大根は上品な淡い色合いで、出汁も皿が透ける透明なものだった。

美味い。
相方も同様にうなづいている。

色は薄いのに味はしっかりついているので、大将に「出汁は関西風ですね・・」と尋ねてみた。

「以前、大阪の割烹にいましたので・・」

長年、和食の世界で腕をふるってこられたらしい。そういえば、名物になっている牛すじ肉の味噌煮込みも関西風に「土手焼き」と書いてある。


e0113246_21473062.jpg


出汁を一口飲んでみた。
おでんは煮物だけれど、こちらの出汁は飲めるぐらいの絶妙の味加減になっていた。

どうやら、出汁を継ぎ足し継ぎ足しのスタイルではなく、日本料理のようにしっかり出汁をとって、おでんに仕上げられているらしい。
この出汁にネタの旨味が煮染み出て、何ともいえない美味しさなのである。

ネタの種類も豊富で、定番のひろうすや蛸串のほか、東京ならではのはんぺんやちくわぶ、トマトなども用意されている。

ぼくのおススメは〆にぴったりの「もち岩海苔」。
焼いた餅にたっぷりの出汁と岩海苔がかけてありこれが本当に美味い。

おでんの出汁の粋を越えて、まさに和風スープの味わいに後をひくこと後をひくこと・・・


おでんの前におでんなし、おでんの後にもおでんなし


e0113246_21474258.jpg




[PR]
by browns_cafe | 2015-02-24 22:08 | 美味しいもの/店 | Comments(2)
金沢のピクルス
e0113246_23085355.jpg


「金沢の・・」という何とも魅力的なネーミングのピクルスを見つけた。
瓶に張られたラベルもセンスいいし、詰められた野菜もいい表情をしている。

偶然通りかかった雑貨屋さんに並んでいたピクルスなのだけれど、人目ぼれというか出会い頭というか、あれよあれよと引かれるようにミックスとカリフラワーを購入してしまった。

さっそく家に帰り、お皿に盛ってみた。
白い器に色とりどりのピクルスがめっちゃいい感じ。

一個つまんで口に含んでみる。
ピクルスにしてはやや薄味の甘めの味付けで、野菜のこりこりした感じもいいし、雑味が無いのでサラダ感覚で食べることができる。

カリフラワーはカレーパウダーが隠し味になっていて、こちらは白ワインに良いそう。
まさに「これを探してました。」という感じの味わいで、すっかりファンになってしまった。


e0113246_23084292.jpg


最近気がつくと身体にいいものばかりを食べているような気がする。
納豆、ヨーグルト、キノコにブルーベリーとトマトジュース・・

先日もイタリアンのお店で「お肌きれいですね。」と言われて、真っ赤になったことがあるが、やっぱり身体に良いものを食べると全身が浄化されるのかもしれない。

輸入もののがっつりした感じはないけど、ラベルも可愛いしこれならちょっとしたプレゼントにもぴったりだと思う。

ほんまに美味しいです。
女性の方、お肌つるつるになります。
男性の方、ホワイトデーにオススメです。(笑)


追伸
金沢市内を中心に販売されているようですが、僕はあべのHOOPのSALONで買いました。中川政七商店や神楽坂の「まかないこすめ」でも取り扱っているそうです。あしからず・・・



[PR]
by browns_cafe | 2015-02-17 23:10 | 美味しいもの/店 | Comments(0)
みつばちの小倉アイス

e0113246_08542816.jpg


最近、老舗の居酒屋が気になって仕方がない。

日本酒のみ、ご飯ものはなく、旨い肴が数種という、老舗居酒屋の潔さがカッコ良く思えてならない。

相方は日本酒党で、店の良し悪しを燗付けで見分けことが出来る素晴らしい才能を持っていて、その才能に対する僕の憧れもあるのかもしれない。


週末東京に行くことになり、以前から気になっていた湯島の「シンスケ」という大正14年創業の老舗居酒屋へ出かけた。

元々酒屋だったということもあり、日本酒は秋田の「両関」のみ。

本醸造と純米酒の2種類あって、冬場は樽酒も用意される。


さっそく「本醸造」をぬる燗で注文した。

テーブルに運ばれてきたぬる燗は絶妙の付け加減で、相方も満足しているのがひと目でわかる。

よき昭和の佇まいの店内で、ねぎぬたと〆さばを肴に絶品の時間が過ぎていく。


酔いもいい感じにまわってきたので、店を出て湯島界隈をふらふらと散歩した。

東京の下町は大阪とはまた違った雰囲気があって、地名の由来なんかをちょこっと頭に入れておくととても楽しめる。


辺りは上野につづく昭和の雰囲気が残る歓楽街。

何となく口寂しいと思いながら春日通りを南に向かって歩いていると『小倉アイス発祥の店・創業100周年 』と書いた看板に目が留まった。

店の名前は「みつばち


e0113246_08542117.jpg

冷たくて甘いアイスの感覚が口元をよぎり、うつろな目でショーウインドウを眺めていると、まんまる顔の店員さんと目が会った。

「・・・小倉アイス、一個ください。」

東京の下町には芋甚の「アイスもなか」や北千住かどやの「みたらし団子」など、避けては通れない街角スイーツがたくさんある。

竹のザルで渡された小倉アイスは、これぞ“日本スイーツ”のいい顔をしていた。


さっそく一口食べてみた。 これが、・・うっ!、美味い!!!

とにかく、もなかの皮がさくさくでぱりんぱりん。

アイスも乳製品のこってり感が全く無く瑞々しささえ感じる。

上質の小倉をシャーベットにしたと言えばわかりやすいかもしれない。


さすがに左党の相方もこの美味さには参ったようで、二人で感激してしまった。


上野界隈へ行かれる方は是非。

ホンマに美味しいです。

こんなに美味しい「小倉アイス」は生まれて初めて食べました。


みつばち 本店

 東京都文京区湯島3-38-10 ハニービル 1F TEL 03-3831-3083

 http://www.mitsubachi-co.com/



e0113246_08543723.jpg






[PR]
by browns_cafe | 2015-01-31 09:11 | 美味しいもの/店 | Comments(2)
週末のソトゴハン

バラの咲く時期に自宅でカフェをオープンしている友人と食事をすることになり、週末の夕暮れに靭公園近くのアニエルドールに出かけた。

この界隈は隠れ家っぽい雰囲気のお店がたくさんあって、ここぞという時に足が向くことが多い。

中でもフレンチのエテルニテは大好きなレストランなのだけれど、仲間内でわいわいと言うよりは、食事メインの落ち着いた雰囲気なので、相方との記念日あたりを使いごろにしている。


そんな靭公園界隈にあって、アニエルドールは、ちょっと気の効いたソトゴハンを楽しめる貴重な一軒だと思う


e0113246_20062719.jpg


外観はぼく好み。通りから少し入った目立たない場所ながら、「agneld'or」の灯りが温かく、店に着くとほんのりとした気分になる。


店内は明るく、奥のオープンキッチンではシェフが黙々と料理を仕上げていた。


予約したときに、「2人でやっていますので、4人以上のお客様はご遠慮いただいています。」と言われたが、本当にこじんまりしていて、カジュアルながら落ち着いた雰囲気は料理を食べるにはとてもいい空間だと思う。


e0113246_20075651.jpg


料理はごく普通の食材をかなり頑張って調理されていると思う。
高級食材は何一つないのに、一皿一皿がとても興味深い。

鯵を使った一皿では「この料理はラーメンをイメージしています。」と説明されてびっくり。

確かにお皿の真ん中に注がれたスープはコクがあって、ラーメンと言われればそうなのかと思ってしまう。


e0113246_20081916.jpg


恐るべし、藤田シェフ!

メニューはコースのみ5,900円とリーズナブルで、ワインも4,000円からと手ごろな物が取り揃えられている。



e0113246_20084267.jpg

e0113246_20095342.jpg


デザートは2種類。今回は時間がなく食後のおやつ付きのコーヒーはオーダーできなかったが、次回はぜひ試してみたい。


カフェ好き、散歩好き、公園好きの僕にとって、この上も無く心地いい。



e0113246_20100273.jpg


e0113246_20092366.jpg


agnel d'or / アニエルドール

大阪市西区西本町2丁目4-4 TEL 06-4981-1974

open12:0014:0018:0021:00

closemonday













[PR]
by browns_cafe | 2014-09-13 20:23 | 美味しいもの/店 | Comments(0)
mame-ten-cafe
町家で思い出した、ちょこっと芽を吹き始めた“小さなパン屋さん”のお話。

その“小さなパン屋さん”は、近鉄阿部野橋駅から電車で30分、富田林駅から徒歩10分の古い町並みの一角にある。


e0113246_19292080.jpg



駅前の観光案内所で地図をもらってぽちぽち歩き始めると、いつしか辺りにすごい町並みが現れる。

ここは江戸時代の町並みが残る「富田林寺内町(じないまち)」という大阪で唯一の歴史的町並みが保存された区域。300年前の町家が今も普段の生活の場として息づいている。

そんなすごい町並みの中に、最近新しいショップが出来始めた。

mame-ten-cafeもその中の一つで、オーナーのTさんはこれまでいろんなイベントでパンを販売してきたが、昨年の秋にこの寺内町で実店舗をオープンした。

古い町家を自分の手でこつこつと改修する姿に、否が応でも期待が高まった。
日中はほとんど人の通らない町の外れながら”この場所で、天然酵母のパン屋さんが出来たら・・”という想像に、僕は実店舗がオープンするのをずっと心待ちにしていた。


e0113246_19302185.jpg



格子からパンが並んでいるのが見える。
大和郡山にある豆パン屋アポロさんが目標だという彼女のパンは小振りのかわいいサイズで、棚に並べられたパンはどれも愛おしい表情をしている。


e0113246_19305379.jpg


e0113246_19312145.jpg



mame-ten-cafeの名前ゆえ、「コーヒー飲めるんですか??」と尋ねてみたら「今は一人で、とてもコーヒーは出せないんです・・・」と申し訳なさそうに返事が返ってきた。

エキゾチックフェイスの魅力的なオーナーは、本当にパンが好きなのだと思った。


e0113246_1931577.jpg



お店のオープンは週末に限られる。
まだまだ、口コミ+イベント中心のパン屋さんだが、着実に彼女のパンはファンを増やしていると思う。

先週末にパンを買いにいったら、
リシェの取材があるみたいです・・」と教えてもらった。

情報が先行するのは良くないが、この店が長く続いて欲しいと願う僕としては、この機会に多くの人にここのパンとステキなオーナーに出会って欲しいと思った。

こういうストーリーは何につけ“元気の素”になる。

ガンバレ!mame-ten-cafe!! みなさんも是非!



e0113246_19322691.jpg


mame-ten-café / まめてんカフェ
   富田林市富田林町17-45
   open:水曜日〜日曜日(pm:12-17)
   http://blog.goo.ne.jp/mame-ten-cafe




e0113246_19332486.jpg


e0113246_19333872.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2011-02-06 19:44 | 美味しいもの/店 | Comments(16)
surprise!
昨晩は、同僚 tomoya君のバースデイディナー

御幸通の素敵なビストロです。
お店の人と相談してサプライズケーキを用意してもらいました。

日常生活をちょっとワープした”密かな楽しみ”って大事ですよね。





e0113246_15152172.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-07-24 15:06 | 美味しいもの/店 | Comments(0)
ふくらすずめ
最近、魅力的なパン屋さんがあちこちに出来て、パン好きは気が気でない。
情報に翻弄されないようにと思っても、やはりミーハーな下心がどこかにあって、「関西のパン特集!!」みたいな記事を見つけると、ついついそこに目がいってしまう。

そんな情報の洪水の中で、街歩きをしていて偶然見つけたパン屋さんは、ぼくにとって、何とも心やすらぐ素敵なお店だった。



e0113246_13442451.jpg



場所は昭和の匂いが残る阿倍野区阿倍野元町。再開発が進む「あべの界隈」からちんちん電車で3駅目「東天下茶屋」駅を降りたすぐのところにある。

以前からこのあたりは気になっていたが、このパン屋さんには気がつかなかった。
聞けば、この4月にオープンしたばかりで、外観からも一見してパン屋さんとは分からない。
シックな木製のドアを開けて中に入ると、天井が吹き抜けになっていて、僕好みのまどろんだ雰囲気に驚いた。



e0113246_13512166.jpg



左手には、アンティークやアクセサリーを飾るようなレトロなショーケースに、お皿に乗った小振りのパンが、ちょこんと並んでいる。

一枚一枚違うお皿の上にパンが一個・・・皿のデザインによって並べるパンを選んでいるに違いないと思った。

美しい!!思わず、「うぅん・・」とうなってしまった。



e0113246_13433119.jpg



パンを焼いているのは物腰の柔らかい若きオーナーで、全国のパン屋を回っていろいろ研究されたのだという。

これはと言うことで、ありったけの知識を振り絞って、関西のパン屋ネタを繰り出してみたが、オーナーの頭の中にはそのあたりのデータがすべインプットされているようで、「ああ、あそこはうちと同じオーブンを使ってますね。」とか「バケットなら、あそこかな??変わってますけど美味しいですよ。」みたいにすべて跳ね返されてしまった。

修行したお店を失念したが、オーナーが惚れ込んだ長野県の有名なパン屋さんなのだそうだ。



e0113246_13565798.jpg



この店では、パンといっしょに日本茶も楽しむことができる。

パンと日本茶・・”一見ありそうだが、他に聞いたことがない。
確かにこの店のコンセプトは、これまでのパン屋のイメージとは少々異なっていると思う。



e0113246_13572946.jpg



パンは常時18種類ほどが用意される。

どれも干しぶどうの天然酵母を使って焼かれているらしいのだが、食べてみると天然酵母独特の酸味もなく、すごく優しい味がした。

「オススメは?」と聞いてみると、「うちのパンは総菜にあうような気がします」とひじきコッペを勧められた。ひじきにワサビがアクセントになっていて確かに美味い。

バケットやハード系はこれから少しずつ作っていきますとのことなので、これからもぜひ定期的に足を運んでみたい。



e0113246_13473489.jpg



パンの完成度や、日本茶カフェとしての完成度は、まだまだのような気がするが、このイメージはぼくにはすごく興味がある。
パン好き、和カフェ好きの人はぜひ足を運んで、僕のように、自分の基準でこの店を評価してみると面白いと思う。

久々に、下町好き、パン好き、カフェ好きの下心をくすぐる、とっても興味津々な店に出会ってしまった。

ええもんです。
パンを買うことがほっこり幸せなことであることを実感できる店だと思いますよ。



● パンと茶 ふくらすずめ
   大阪市阿倍野区阿倍野元町8-5 TEL 06-7504-6419
   open:パン販売11:30-18:00 (茶席13:00-)
   clpse:mon-wed



e0113246_13481765.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-06-06 14:12 | 美味しいもの/店 | Comments(16)
珍元
気になる店・・
街歩きをしていると、この“気になる店”が、より気になることが多い。
何を言いたいかというと、要するに街を歩けば、のども渇くし、お腹も空くし、普段より気になる店に足が向いてしまうということ。

かの池波正太郎さんは、「散歩の途中で、何か食べたくなって」と全国の街の名店を本にまとめられているが、プアマンズな散歩人としては、老舗の料理屋でちょっと一杯・・という訳にはいかず、もっぱら散歩の途中でお腹が空くと、喫茶店や街の食堂に向かうことになる。

そんな散歩の途中で出会った一軒の中華そば屋さんは、僕にとって忘れられない“気になる店”なのである。


e0113246_12181919.jpg


阪急大宮駅から南に下ったところにある「珍元」は、知る人ぞしる中華そばの名店で、伊丹十三監督の映画「タンポポ」のモデルになったことでも有名である。

大宮というと、餃子の王将の一号店が出来た土地柄でもあり、庶民派の名店が多い。
グレゴリ青山さんの「ナマの京都」でも、京都における王将の偉大なる存在が記されているが、京都には雅な文化とともに、庶民の文化が成熟している。


e0113246_12191137.jpg


紅い暖簾をくぐって中に入ると、L字型のカウンターのみの狭い店内。体をひねるだけで調理ができる無駄のない厨房には、大きな寸胴が据えられ、壁から突き出た煙突が“中華そば屋の年季”みたいなものを感じさせてくれる。

人の良さそうなオヤジさんによると、伊丹監督は、通りの反対側からしげしげと店を眺め、店に入ってきたと思ったら、自らが厨房に入って中華そば作りのイメージを何度も確認されていたのだそうだ。


e0113246_12195652.jpg


さっそく「中華そば(並)」を注文した。ぎとぎと油や大げさな湯切りもなく、オヤジさんのもくもくと中華そばを作る姿が何とも美しい。

肝心の中華そばは醤油だれのまったりしたスープにゆるめの麺がからんで美味い。盛々のネギもシンプルな中華そばを引き立てていると思った。

ごっくりスープを飲み干すと幸せな気分が込み上げてくる。
これで値段は控えめの450円。


e0113246_12204623.jpg


美味いんですよ。

老舗のカフェ良し、フレンチの名店良し、料亭の昼ご飯良し、の京都なのだけれど、プアマンズの街歩きにはやっぱり“街の中華そば屋”が欠かせない。気になる店なのである。



●珍元
  京都市中京区壬生相合町20  TEL075-801-9589
  open : 10:00~23:00
  close : 月曜日


e0113246_12211979.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-02-28 12:30 | 美味しいもの/店 | Comments(6)
東京名物 ゼイタク豆
あっという間になくなってしまうキケンなおやつです♪

と、東京の喫茶店にやたら詳しいライター兼フォトグラファーのさんが送ってくれた、その名も“東京名物”『ゼイタク豆』。

包装をといてその魅力的なネーミングに驚いた。右肩に書かれた“登録商標”というロゴも誇らしい。


e0113246_20381415.jpg



早速いっしょに送ってもらったコーヒーをドリップして、一粒食べたらこれが美味い!!
サクッとした歯ざわりに落花生の風味が絶妙に絡んでくる。

ころんとした形もかわいいし、まさに東京名物にふさわしい逸品だと思った。

東京人の彼女も「最近まで知りませんでした。」と言っていたが、豪華なスイーツよりダンゼン気が利いている。

よく見ると表面に少量の焼塩がまぶしてあり、これが“味わい”と“止められない感”を高めていると思う。


e0113246_20391161.jpg


コーヒーに合う“おやつ”は数あれど、こんな逸品があるとは知らなかった。

さすがはお江戸のお菓子屋さん。庶民の“ゼイタク”ってえのをよくわかってらっしゃる(笑) 
[PR]
by browns_cafe | 2009-10-26 20:48 | 美味しいもの/店 | Comments(9)



  管理人ちゃありぃ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31