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秋篠の森
ラッキーガーデンの帰りに立ち寄ったのが、くるみの木のオーナー石村由紀子さんがプロデュースした“秋篠の森”。
レストランとゲストハウスがドッキングしたオーベルジュスタイルの施設で、ギャラリーと散策のできる広葉樹の庭が隣接する。
くるみの木もそうだが、ノワ・ラスールなず菜月草と名付けられた3つの施設もずっとこの場所にあったような自然な存在感が石村さんのすごいところだと思う。

今回はどの施設も未体験なので、写真のみ貼り付け。次回は結婚記念日あたりを狙って相方を秋のディナーにエスコートするもの素敵かも...(笑)



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●秋篠の森  akishino no mori
   奈良市中山町1543  TEL 0742-52-8560 (要予約)
   lunch 11am-12:30pm 1-2:30pm dinner 7-9pm 火・第3水曜休 
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by browns_cafe | 2007-09-29 11:05 | 美味しいもの/店 | Comments(9)
Lucky Garden / ラッキーガーデン
9月になってもこの暑さ。
少しでも涼しげな記事をアップしようと、撮りためた写真を整理していたら、生駒にあるラッキーガーデンの写真が出てきた。
ラッキーガーデンは大阪から奈良に繋がる暗がり峠を奈良側に抜けた生駒山の中腹に位置するエスニック・レストランである。
以前、雑誌に紹介されていたのが何となく記憶にあって、梅雨明けの7月半ばに虎キチのきぃちゃんとおじさんのアイドルふっこちゃんの3人で出かけた時の写真である。

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車のナビに電話番号をセットして阪奈道路の生駒ICで降りると、ゆるやかな丘陵地と新興の住宅地が広がる。川沿いの道をしばらく走って山側に折れると、くねくねと急な坂道が続く。対向車も多いので、初めての運転はかなり神経を使う場面である。
ようよう見晴らしのよい斜面まで上がると、道沿いに「ラッキーガーデン」の看板を発見した。

車を止めて看板のある階段を下りると、平屋の建物の奥に生駒の市街地を見下ろす眺望豊かなテラス席が見えた。大きな桜の枝が涼しげな木陰を演出し、テラスを吹き抜ける風が何とも心地いい。

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予約の時間には30分ほど早かったが、店の人にお願いして、店内を見せてもらうことにした。車から見たときは何も見えなかったが、テラスからガーデンにかけて、いくつかのテーブルがあり、大勢の人が来ているのに驚いた。生駒駅からタクシーで10分ぐらいの距離なので女性のお客さんが多い。

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食事には少々早いと思っていたら、店の人に「鬼工房に行かれたらどうですか?」と勧められた。鬼工房はラッキーガーデンから車で5分ぐらいのところにある陶芸工房で、陶芸体験や作品を買うことができる施設である。

さっそく車を走らせたがこの日は生憎の休業日で、仕方なく外観からの見学となった。
道路からは急な山道を歩いて行くことになるが、道すがら『山羊がいます。』の看板を発見。どうやら工房に山羊がいて、営業日には放し飼いにしているらしい。
たどり着いた鬼工房は“山奥の隠れ家”そのもので、木々や石ころまで風景共々を作品にしてしまうような自然と共生した工房であった。工房には入ることはできなかったが、静かな山中で、しばしアートな瞑想時間が楽しい。

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ラッキーガーデンにもどると、散々迷ったあげく窓を開け放った屋内に席をとった。
メニューはコース料理のみで、1600円から2500円ぐらい。スリランカ人のシェフが作るカレー料理が定番らしい。
スリランカのビールに見た目も美しい前菜から食後のチャイまで、すっかりくつろぐことができた。梅雨明けの暑い時期にもかかわらず、あたりを吹き抜ける風のなんと心地いいことか。テラスやガーデン席の人たちも思い思いに楽しんでいる姿がほほえましく映る。

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帰り際店に人に「素敵なところですね。」とお礼をいうと、「次回は是非、夜にいらしてください。」と勧められた。周囲に灯りのない山間のレストランで、生駒の夜景を見ながらワイン&ディナーがいただけるそうだ。桜の季節は一年前に予約でいっぱいになるらしい。

決して値段が高い訳ではなく、ほんの少し足を伸ばすだけで、こんなに楽しめるラッキーガーデンは、いまや本当の贅沢になっているのかもしれない。




●森のレストラン ラッキーガーデン  
  生駒市鬼取町168番地  TEL 0743-77-7936
  営業時間: 10:00〜22:00  月曜休

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by browns_cafe | 2007-09-24 15:08 | 美味しいもの/店 | Comments(10)
蕎麦 やまなか
大阪南のターミナル、天王寺から地下鉄で一駅。阿倍野区昭和町はその名のとおり昭和の風情を色濃く残す街である。
近年、築50年を過ぎた建物を対象に国の登録文化財制度が始まり、この昭和町の長屋建築が全国でも初めてその指定を受けた。指定を機に長屋は全面改修され、和風の雰囲気を活かしたレストランが数件入居する人気のエリアとして賑わっている。
蕎麦 やまなか」は、その一角に隣接する邸宅内の蔵を改装した蕎麦処である。


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あびこ筋を西に入ると、路地裏風に石畳が整備されていて、なかなかの雰囲気。妻入りの蔵に暖簾を掲げた「やまなか」はすぐに見つかった。
表に立て掛けられた「十割蕎麦」の看板を確認して、ガラス戸から中を覗くとちょっとした小料理屋のように見える。中に入ると、右手に厨房があり、向かい合うように5人ほどが掛けられるカウンター席が見えた。

昼時であったが幸い席が一つ空いていたので、早速その場所に滑り込んだ。メニューを見ると、蕎麦をメインに惣菜を一緒に食べるというスタイルになっていた。周りの棚には地酒がずらりと並んでいるので、夜は地酒と和風料理の店として営業されているようである。

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お昼にはランチセットというのが用意されていて、3品ほどのおかずと丸いおにぎりのお盆に、ハーフサイズの盛り蕎麦が付いてくる。これで850円。蕎麦を大盛りにすると+300円、デザート+150円と方式になっている。盛り蕎麦の単品や鴨汁の定番メニューもあるが、このランチセットは何とも魅力的。

この日は、揚げ出し豆腐、豆と白身魚の煮物、和風サラダ、佃煮と五穀米のおにぎりがセットになっていた。味や食感もよく黒いお盆に色とりどりの小鉢が見た目も美しい。

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蕎麦は頃合いを見計らって茹で揚げられる。厨房とカウンターは1mほどしか離れていないので、蕎麦の茹で上がりや湯切りがライブで見られるのもこの店の特徴かもしれない。蕎麦は、大ぶりの器に盛られ、量的にもボリューム感がある。十割蕎麦ゆえ、歯ごたえがしっかりしていて、濃い目のつけ汁との相性も良かった。ろあんより喉越しがよく、いもせより歯ごたえがあるといった印象。つけ汁は、和風料理の影響か、ほのかに甘みがあって鰹以外の旨味が加えてあるような気がした。

e0113246_15133982.jpg〆の蕎麦湯は、塗りの片口で出てきた。とろとろの濃厚なもので、茹汁ではなく、別に蕎麦湯として用意しているのだとか。わさびを多めに入れた汁に混ぜると、ポタージュスープのような一品料理になる。


食後に少し話をさせていただいたが、店主は気さくな大阪のねえちゃんという感じで、和食への情熱を感じるとても素敵な方である。若い男性の一人客も多く「久しぶり、どうしてんの??」というフレンドリーなノリも蕎麦屋としては新しいタイプなのかもしれない。

“女性が打つ蕎麦”といった紹介がされているようなだが、決してそれだけではない“新鮮な魅力”がこの店にはあると思う。カフェで手料理が出されるようになった頃の、わくわくするような期待を感じる店である。



● 蕎麦 やまなか
   大阪市阿倍野区阪南町1-50-23 TEL 06-6622-8061
   11:30-14:30(L.O.14:00) 17:30-21:30(L.O.21:00)
   火曜日定休



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by browns_cafe | 2007-09-22 15:22 | 美味しいもの/店 | Comments(4)
Rolleiflex Standard
10年くらい前になると思うが、クラシックカメラがブームになったことがある。かの赤瀬川先生も中古カメラウイルスの感染者として「中古カメラウイルス図鑑」を発表し、他にもクラシックカメラ関連の雑誌や出版物が相次いで発刊された。銀座松屋の中古カメラ市には全国からクラシックカメラファンが集り、街を歩けばオリンパス・ペンやニコンFなどのジャパニーズクラシックカメラをタスキがけにした美大系の学生に遭遇することもしばしばであった。

ちょうどその頃、知り合いの写真家の元で働いていた助手の一人が、東京四ツ谷で個展を開くというので見に行った。そこで撮影に使ったカメラとして紹介されていたのが、このローライフレックス・スタンダードである。

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師匠から譲り受けたという1932年製のローライスタンダードには、アルチザンアーティストのアクリル製のストラップが取り付けられていた。彼はこの旧いローライを肩にかけ、東京から風化しつつある風景を1年かけて撮り歩いた。

展示されていた写真は、モノトーンの淡い濃淡で、湿気を含んだような独特の質感にあふれていた。よく『空気が写る。』というが、まさにその写真には東京が発する二酸化炭素と都市の熱気みたいなものが写っていた。

新宿、大塚、向島、豪徳寺...その一連の作品は大変すばらしいものであった。
その作品を見て、彼のような写真が撮りたい!という欲望がむくむくと湧いてきて、そのローライが真剣に欲しくなってしまった。

さっそく大阪に帰って、東心斎橋のクラシックカメラ店に電話を入れ、店にあった3台のローライ・スタンダードの内、一番状態のよいものがぼくの所有となった。
一番程度がよいといっても、造られてから70年近くも経っている。朝もやのような擦りガラス。シャッターチャージと巻上げが連動しないので、手順を誤ると露光がダブって写真にならない。それでも、「Rolleiflex」とエングレーヴされたネームプレートやぴっちりと張り込まれた貼革、チリチリというコンパーシャッターにすっかり虜になってしまった。

正直、写している最中は不安で一杯だったが、現像からあがってきたネガを見てその苦労は一気に吹き飛んだ。
しっとりとした質感、コントラストが低い分、階調豊かなモノトーンのネガは最新のレンズでは決して再現できない絵画のような表現力があった。

いろいろ撮影してみたが、レンズのコーティングの影響で、屋外では極端にコントラストが低下しハレージョンのような光線が入る事がわかった。試行錯誤を繰り返すうち、ようやくたどり着いたのが、植物園の熱帯植物の撮影である。

ねっとりした水蒸気を含んだ植物園の中で、酸素を吐き出す瞬間の植物たちの写真をこのアンティーク・ローライで写すのは楽しい。腕ではなく、オールドレンズの偶然性がすべてなのだけれど、これほど出来上がりが待ち遠しいことはない。ローライ使いの巨匠アービング・ぺンかナショナルジオグラフィック社のカメラマンにになった気分である。

まだまだ、偶然の域を越えないが、ローライで写した“植物”には命が宿っている。


PS.
生意気でキザな文章になってしまいましたが、kohakuzaさんの「マニアック」に感化され、記事にしました。
モノへのこだわりや愛着は、科学技術や価格では計り知れないものがありますよね。

PS.2
ぼくと同じローライ・スタンダードで撮影した作品を公開されている大阪芸大出身のプロカメラマンさんのサイトを見つけましたので、リンクしときます。
被写体も素敵だし、モノクロームの味わいが最高です。
http://fine.tok2.com/home/mountmagic/lens/oncamera_lens/rollei_standard/rollei_standard.html
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by browns_cafe | 2007-09-20 20:28 | MONO話 | Comments(2)
CAFÉ CUBIC POINT
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阿倍野橋から路面電車で15分。帝塚山は関西でも有数のお屋敷街である。
姫松から帝塚山三丁目にかけては、洋菓子のポアールや和菓子の福壽堂秀信、輸入自動車のウジタオートなどの地元に密着した老舗のショップが、路面電車が走る広い通りに店を構えている。
バブル以降、賃貸アパートやイタリアンの店が出来たが、それもいつの間にか姿を消してしまった。お屋敷街には急速な変化を拒絶するような、お屋敷街独特のゆっくりとした時間の流れがあるに違いない。
POINTは、そんなお屋敷町で、長い時間をかけて街の風景としてしっかりと溶け込んでいた。

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喫茶店としてのPOINTがすごいと感じるのは、今でも全く色あせていないところである。開業は70年代の終わり頃。雑誌ポパイが創刊された時代である。時代がカッコイイを求め、ライフスタイルといった言葉が使われ始めた頃だと思う。

蔵の壁面に大きく「CAFÉ CUBIC POINT」とペイントされた外観は通りから目立つ存在であるが、決して安っぽいものではない。むしろ存在を主張する70’sのプロダクトデザインのように見える。店名につけられた“cubic”も“箱”という蔵の存在をイメージしたものではないかと思っている。


狭い階段をあがって、店に一歩はいると、絶妙の音量で流れるジャズが聞こえてくる。高い天井と黒く太い梁。まさに“日本の箱”にアメリカの文化が融合したような空間である。

e0113246_207209.jpg何百枚もありそうな紙ジャケットのLPレコード、ヴィンテージ Macintoshのアンプ、ブルーネットのALTECスピーカーもマニアには垂涎の代物に違いない。

ここに初めて来て以来もう何年も経つが、パームツリーがドラマチックな“weather report”のポスターや“VSOP quartetto”、ドア近くのパット・メセニーのポスターなども全然変わっていなくて、濃厚なNYのジャズ・シーンの陰影が今も息づいている。

入り口横のテーブルに着くと、竹の仕切り壁に貼ってある「ココニモタレナイデクダサイ」という注意書きが目に入った。beetleから人が転げ落ちるイラストはこの店に初めて来たときから気になっているもので、注意書きそのものがアートな雰囲気にあふれている。


いつ来ても“色あせない喫茶店”は、ぼくにとって大事な存在である。
70年代にカッコイイを“日本の箱”に表現したこの店のオーナーは、大阪のお屋敷街に素敵な喫茶文化を残したと思う。ぼくの憧れの喫茶店はいつの時代にも色あせない。




CAFÉ CUBIC POINT
   大阪府大阪市住吉区帝塚山東1-5-24 TEL 06-6671-4288
   AM 10:00〜PM 9:00 月曜日休


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by browns_cafe | 2007-09-10 21:46 | カフェ/喫茶店 | Comments(30)
Old Macintosh
MacBookの記事を書いていて、ふと一時期Macに大恋愛したときのことを思い出した。
kohakuzaさん、mican–lingoさんもコメントされているように、Macファンにとって、パーソナルコンピューターには“Macか、そうでないか”、みたいな明確な差別化があって、一度Macの魅力を知ってしまうと、何とも愛おしい不思議な感情が芽生えてくる。

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Macはこれまで、8台ほど使ってきたが、モノとしての完成度は初期のMacが最高に素敵である。
Macintosh SE/30 は、ぼくが出会った最初のMacで、当時建築設計をやっている先輩に何度も何度もお願いし譲り受けたものである。日本橋で100万円持ってないとMacは買えないと言われるほどMacは高価だった。そんなMacが手に入る千載一遇のチャンスと、先輩が酔っぱらった隙に「売ってください。」と懇願したものだ。
車でマンションまで取りにいった時は、気が変わらないかと気が気ではなかったが、おどおどしているぼくを先輩はやさしく後押ししてくれた。僕がMac使いの一員になった瞬間だと感じた。
その後、メモリーを8MBにアップし、systemを7.5にversionアップして、ぼく好みのとっても信頼できるMacintoshが出来上がった。

OLD Macの魅力は何と行ってもその筐体の可愛らしさにつきる。
モニターの真ん中でにっこり笑うMacはこのOLD Macがデザインされたものだ。

久しぶりに電源を入れたMacは、懐かしい起動音とともに、立ち上がった。
welcome to Macintosh...



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*友人宅でACTUSスタイルブックの撮影があったとき、このSE/30が小物で登場。となりも愛用のPowerBook180C
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by browns_cafe | 2007-09-09 20:45 | MONO話 | Comments(7)
MacBookを買う。

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突然のことなのだけれど、ぼくの手元にMacBookがやってきた。

さっそく使ってみると、すごーくよい感じ。Dockやsafariの使い心地も新鮮で、おしゃれでcoolな女性に巡り会った気分で、どきどき感が止まらない。
windowsXPの時は全然愛情わかなかったのに...

新しいMacBookには、Intel Core 2 Duo 2.16GHzが搭載されていて、動きがすこぶる速い。XPにウイルスソフトなんて入れると、あまりの遅さにイライラすることもしばしばだが、macの場合、感染なんて何のその、“そんなの関係ね!(笑)”とばかりに感動的なくらいさくさくと動く。それに8月末まで期間限定で公開されていたboot campのβ版をインストールすると、HDを分割してMacOSとwindowsを使い分けることができるのである。

β版ゆえ少々不安はあったものの、マニュアルを見ながらインストールすると、見事にMacBookでwindowsXPが立ち上がった。Core 2 Duoなので、XPも世界陸上なみに速度を増して、またまた大感激!!

ううん、二股かけてよいのだろうかという罪悪感もあるが、おしゃれなmiss Macに賢さが増した感じで、ますます魅力にハマっていく。
さっそくThinkpadで作ったデータを移植して、一気にぼくのPC環境が楽しくなった。ウレシー!!!



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by browns_cafe | 2007-09-08 14:33 | MONO話 | Comments(4)



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