ブログトップ
<   2010年 10月 ( 3 )   > この月の画像一覧
Ratna Cafe
e0113246_135832.jpg



ひっそり、ぽっちりしたくなったら、ラトナカフェが頭に浮かぶ。

場所は四条大宮。地図をイメージして堀川通りを西に渡ると、にわかにスパイスの香りが漂う町家がある。

ラトナカフェは、インド生活の経験のあるご夫婦がインドの家庭料理を出すお店として古い町家を改装してオープンした。


中に入ると、高い天井にうなぎの寝床ごとく奥に長い造りで、まさに京都の町家そのままなのだけれど、デザインされたタイルやスパイスの缶、使い込んだ調理器具が、この店のインテリアとして、とても居心地のよい雰囲気を醸し出している。




e0113246_1355783.jpg




僕がこの店に初めて来たときに一番びっくりしたのは、ガラス戸から見える坪庭。
植栽の配置とその隙間を埋める切り炭や石の材質感が何とも絶妙で、町家を楽しむオーナーのセンスが伝わってくる。

こんなステキな坪庭を見ながら、カレーを食べられる環境はおそらく他にはないと思う。



いつもの席につく。

吹き抜けの土間も良いが、一段高くなった奥のテーブルは、坪庭とエスニックな瓶が並ぶ厨房の両方が楽しめる僕のお気に入り。

まったりとした照明と使いこんだテーブルが好ましい。




e0113246_1363912.jpg



さっそくランチのベジタブルカレーを注文する。

ベジタブルカレーは日替わりで、ジャガイモやキュウカンバ、豆などの野菜がフルーティーなルーにミックスされる。
どれもシンプルなインドの家庭料理といった味わいで玄米との相性もいい。セットには、ねっとりした豆カレー、ダルとサフジという野菜炒めが付いてくる。


胃にやさしいカレー・・・
体が求めているカレー・・といった表現がこのカレーにはふさわしいと思う。


それと密かに気になっているのが、アチャールというレモンの薬味。玄米に混ぜてカレーといっしょに食べると最高に美味しい。

舌の先で甘みを感じ、酸っぱ味がきて、ほのかな苦みがカレーの辛みをまとって、ぐぐっと胃に流れていく感じがクセになる。


一度オーナーに作り方を教えてもらったが、火の通し方が悪いのか全く上手くできない。
「インドの梅干しみたいなものですね・・」というように、恐らくインドの家庭の味みたいなものがあるに違いない。




e0113246_13354257.jpg




いろいろカフェを訪れてみると、ラトナカフェみたいなカフェが一番落ち着くような気がする。

世界を回って、自分が体験したこと、感じたことをライフスタイルとして表現したカフェには、やはり奥の深さと余裕がある。


ひとりカフェが好きな人はぜひ・・






e0113246_13355654.jpg


●Ratna Cafe / ラトナカフェ
  京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮本町795-1 TEL 075-812-5862
  open:11:30~21:00
  close:火曜・水曜






e0113246_137255.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-10-31 13:17 | カフェ/喫茶店 | Comments(4)
ELK COFFEE
e0113246_10583433.jpg



僕が最近ハマっているのが、ここELK COFFEE

パークサイドにあって、白い壁とオレンジの灯りを目印に、公園の中を抜けて行くアプローチがとても気に入っている。

天神橋筋商店街近くの公園前というロケーションゆえ、散歩のついでに美味しいコーヒーを飲める気軽さが最大の魅力だと思う。



e0113246_1113191.jpg



左手のスロープを上がると、大きな窓からナチュラルでオシャレな店内のインテリアが見える。

カフェスペースは真ん中の厨房を挟んで、窓際と奥のスペースに分かれているが、何と言ってもオススメは公園が見渡せる窓際のスペース。

北欧スタイルのインテリアと公園の緑の両方が見渡せて、なんとも居心地がいい。




e0113246_1102450.jpg




初めて来たときは、かわいい&ステキ優先の女子カフェだと思っていたが、通っているうちに、この店のこだわりがいろいろ分かってきて、とてもウレシクなった。


オーナーは関西のコーヒー事情に詳しく、たまに話をすると赤い実コーヒーELEPHANT FACTORY COFFEEの話がバンバンでてきて、めちゃくちゃ楽しい。

どうやら“あまから手帖”の門上さんもこの店の常連で、いろいろ関西のカフェ事情の話をしていかれるのだそうだ。



e0113246_114313.jpg



コーヒーは、二三味珈琲の豆が使われている。
三種類の二三味ブレンドがメインで、最近では、6種類ほどのスペシャリティコーヒーがメニューに登場してびっくりした。

失礼ながら北欧スタイルのカフェには似つかわしくないほど、コーヒーにはこだわっていて、名物のホットケーキといい、ELK COFFEEはカフェの皮を被った“純喫茶”ではないかと密かに思っている。


e0113246_1142666.jpg



コーヒーを注文すると「カップを選んで下さい・・」と奥の棚に案内される。
ARABIAGustavsbergがあって、これだけでもテンションが上がる。


公園前にあって、明るくオシャレなインテリア、カップを選べる美味しいコーヒーとオマケのロータスビスケット、そしてお店の人の人柄・・・すべてがELK COFFEEの居心地の良さにつながっている。





●ELK COFFEE
  大阪市北区天神橋3-10-30 コープ野村扇町 1F TEL06-6353-0033
  open:10:00~22:00
  close:不定


e0113246_1144487.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-10-10 11:16 | カフェ/喫茶店 | Comments(12)
モトマチ喫茶
e0113246_13261227.jpg



神戸元町と言えば、日本で初めてコーヒーの店頭売りが始まった街なのだそうだ。
そんなコーヒーの街「モトマチ」を店名に冠した喫茶店が、セレクトショップの点在するトアウエストの外れにある。

レンガをあしらった昭和の佇まいは、少し前ならどこの街にも一つはあった喫茶店の風景なのだけれど、この日訪れた「モトマチ喫茶」は少々違っていた。
ガラスに貼られた「モトマチ喫茶」の切り文字がほんのりポップで、昭和喫茶としての渋さだけではない、初々しさが漂っていた。


ドアを開けると、カウンターの奥にマスターの姿が見えた。
とても感じのよいマスターで、一気に気持ちが柔らいだ。

店内には近所のショップ店員と思しき若い女性が一人。
ぼくはこの女性の長い髪と向き合うように窓際の席についた。


カウンターのマスターに小さな声で「・・ブレンドコーヒーを願いします。」と告げた。



e0113246_13334065.jpg



店内の設えを見渡して、以前、昭和喫茶を巡っていたときの事を思い出す。
あの頃はどきどきして、頭がくらくらしたが、モトマチ喫茶はどこか“もてなし”がゆるやかでとても居心地がいい。


カウンターでは、ぼくの注文したコーヒーがドリップされていた。
丁寧な作業には全く無駄がない。コーヒーを淹れる所作というものはいつ見てもカッコイイ。

“なんだかんだ言っても、喫茶店はこうじゃなくっちゃ・・”、と日々感じているのだけれど、この当たり前が今では貴重なのかも知れない。




e0113246_13341340.jpg




コーヒーが運ばれてきた。

琥珀色にほんのりした赤みのグラデーションが美しいコーヒーには、小さなコロンが一つ添えられていた。その昭和のおやつが、古いノリタケのカップによく似合う。

コーヒーは、苦みが立つ豆が使われていた。
マスターに聞いてみたら、GREENS coffee Rosterの豆を使っているとのことだった。



e0113246_13281849.jpg



狭い店内なのだけれど、窓から差し込む光で“いろいろな場面”が見え隠れする。

緑色のシート、細工の入った木製の仕切り、テーブルに置かれシュガーポットと・・どれを見ても、愛おしいさが伝わってくる。


「小さな目立たない店ですが、常連で来て下さる作家の方々がいろいろ多方面にご紹介いただいてるみたいで・・・」
と口コミでこの店の評判が広がっているのだそうだ。


ジャズが流れるレトロな昭和喫茶は、やはり他では味わえない、オンリーワンの魅力がある。
ファストカフェ全盛の今、ちょっと一人になれる居心地のいい喫茶店が元町にはある。




e0113246_13304077.jpg


●モトマチ喫茶
  神戸市中央区北長狭通3-9-7 TEL078-778-0727
  open:12:00-21:30
  close:月曜日





e0113246_1331993.jpg

[PR]
by browns_cafe | 2010-10-03 13:42 | カフェ/喫茶店 | Comments(12)



  管理人ちゃありぃ
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31