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樹々丸
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春以来5回も来ている、今とってもお気に入りのカフェ・・・
京都の今出川という、決して便利とは言えない場所にありながら、つい足が向いてしまう。

築80年の古い町家だけではない、心が欲しがる生活のスタイルがこの店にはあるのかもしれない。


“この店のオーナーはご夫婦で、小さな子供さんがいて、植物をこよなく愛し、それを生業にし、コミュニティの場所として古い民家をカフェにしている・・・”

これは全くの想像なのだけれど、そんなpeacefulな感じがとても心地いいのである。



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通りニワのある古い町家の一階がカフェスペースになっている。
靴を脱いで居間に上がると、文化財の建物を見学しているような気分になる。

ここに来ていつも思うことは、部屋の明るさが何とも日本的であること。

東西にガラス障子があり、建具を開け放ってあるので、時間によって光の加減が微妙に変化する様は、日本家屋独特の“演出”なのだと思う。

もちろん風通しもバツグンである。
日本の家屋は“夏をむねとすべし”の感覚が、活かされている。



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それともう一つ、この店の魅力に、お昼ご飯がある。一週間ほどで献立が変わるようであるが、どの献立もとても美味しかった。

少なくとも僕の舌にすごく合っていて、今度、家で作ってみよう・・とか、この野菜、何?・・とか、とにかくいろんな想像が浮かんでくる。

お昼ご飯をウリにしているカフェはたくさんあるし、もっと美味しいカフェもたくさんあると思うが、僕にはここのお昼ご飯が一番合っている。

恐らくこの町家の感じとpeacefulなひと手間があるんだろうと思っている。



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今回も大満足なお昼ご飯であった。
食後のコーヒーを飲んで、シアワセな気分になれたのがうれしい。



いつ来ても、心が少し満たされた気分になる。
何と表現すればよいのか・・・

暑い夏の夕暮れ時に、エアコンを切って、扇風機の風を頼りにごろんと横になる“あの感じ”、と言えば分かってもらえるだろうか。




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●樹々丸
  京都市上京区今出川通小川東入上ル北兼康町301-1 TEL 075-432-8607
  open:11:00-19:00 (日曜- 17:00)
  close:月曜日・日不定休


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by browns_cafe | 2011-09-17 13:00 | カフェ/喫茶店 | Comments(6)
カフェ・ド・ランブル
そろそろ東京散歩の〆にと思い浮かんだのが、銀座8丁目にあるカフェ・ド・ランブル
ある意味、日本で一番有名なコーヒー店である。

なぜ、日本一有名かと言うと、コーヒーが日本一美味しいから。

嗜好品であるコーヒーに一番美味しいなんていう言い方は意味がないと分かっていても、どこかに到着点をみつけたいときに、僕はこの店を言うことにしている。




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創業は1948年とコーヒーの店として63年にもなる。元々西銀座にあったらしいが、40年前に今の場所に移った。


狭く細い店内に、バーのような長いカウンターが印象的に映る。
そのカウンターを挟んで、厨房を眺めるようにテーブル席があるだけの小さな店ゆえ、初めて来たときは、生きた心地がしないくらい緊張した記憶がある。

紅いベンチシートに丸いテーブルの設えが昭和の雰囲気を醸し出している。テーブルに埋め込まれた灰皿すらも景色になっている。


この店のブレンドコーヒーは3種類あって、抽出の濃度とカップの大きさで分類される。
僕が注文するのは、カフェ・ノワールという中濃のブラックコーヒーで、恐らくこの店の定番だと思う。

いつものように厨房の中では、ネルドリップが粛々と行われる。
胸の高さで、ポットから熱湯を注ぐ姿は、まさに真剣勝負さながらの雰囲気が漂う。

中濃コーヒーに使われるのはシンプルな白いカップ。コーヒーの色合いを引き立てるためだろうか。
見た目はやや薄めの色合いながら、舌の先に甘みを残す、何とも深い味わいはさすがのひと言につきる。久々に飲んだランブルのコーヒーは本当に美味かった。

一杯700円もするので、普段使いには気合いがいるが、銀座に来たらぜひこの雰囲気と本物のコーヒーを味わってほしい。



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カウンターでは先客が、ドゥミ・タッスを前に、パイプに火を点けていた。

僕もいつかは、カフェ・ド・ランブルでパイプを燻らしながらコーヒーを楽しむ日が来るのだろうか・・・

やっぱり、コーヒー店はこのくらいハードボイルドな方がグッとくる。




●カフェ・ド・ランブル / café de L'ambre
   東京都中央区銀座8-10-15 永田ビル TEL 03-3571-1551
   open:12:00ー22:00 (日・祝ー19:00)
   close:無休

  *ランブルの蘊蓄に触れたい方は・・・
  http://www.h6.dion.ne.jp/~lambre/




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by browns_cafe | 2011-09-10 00:15 | カフェ/喫茶店 | Comments(4)
青山デイズ
東京に来たなら、ぜひ散歩コースにと決めていたのが、南青山界隈
表参道からも近くて、以前から気になっていた。

日曜日の朝、裏原宿のベーカリーカフェで腹ごしらえをして、青山通りから骨董通りを歩く。

骨董通りと言っても、京都の新門前通りのように骨董店が並んでいる訳ではなく、ブティックやオフィスビルに混じって、何軒かの骨董店が点在する。


まず向かったのが、岡本太郎記念館
通りから少し入った裏通りに岡本太郎さんの自宅兼アトリエが公開されている。



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気になる庭のオブジェを横目に、記念館に入る。

「撮影はご自由にどうぞ・・」と受付のお姉さんから説明を受け、やっぱり美術館はこうでなくっちゃ・・・・と、一気にテンションがあがる。



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それにしてもすばらしい。

芸術は爆発だ!!

日本が世界に誇る芸術家といえば、だれが何と言おうが、岡本太郎さんの右にでるものはいないと思う。

帰りに、「座ることを拒否する椅子」がデザインされたバンダナを買ったら、受付のお姉さんが“オマケです。”と岡本太郎マップをくれた。



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思いつくまま、ふらふらと通りを行くと、BLUE NOTE 東京を発見した。
回りはどう見ても住宅街なのに、こんなところにBLUE NOTEがあるのが青山なんだ、と一人納得する。

同じ通りにある車のディーラーも「Ferrari」というのが、すごい。
外苑前にはMaseratiBentleyのディーラーを見つけたし、やはりココは世界のセレブ地域に違いない。



時間は午後1時を少し回っていた。

真上から照りつける太陽が、ほんの少し午後の陽射しに変わったころ、通りの向こうに根津美術館の屋根が見えた。



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ハンカチで汗を押さえ、根津美術館に向かった。

根津美術館はかの隈研吾さんの設計で、内外から高い評価を受けているぼくの大好きな建築家の一人である。

吉永小百合さんのシャープの液晶アクオスのCMで使われた北京のバンブーウォールや京都のcocon KARASUMAと言えば、ご存じの方も多いと思う。



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日本の「」を表現した設計なのだけれど、竹や日本家屋への憧憬を感じる質感と造形が何ともすばらしい。



こんなステキで刺激的な散歩コースが、ほんの1.5kmほどで完結する。

以前、青山に来たときはブティックばかり巡っていたが、そのすぐ先にこんなアートな散歩が楽しめるとは・・・

やっぱり東京はすごい。

青山デイズ



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by browns_cafe | 2011-09-07 23:14 | 写真・アート・books | Comments(2)
カフェ ダール
カフェ ダールとは、仏語で - cafe d’art - アートのカフェという意味なのだそうだ。


原美術館は、僕のあこがれの美術館のひとつで、いつも心のどこかにこの美術館の存在がある。
いつかは・・なんて、それほど期待していなかったが、この夏、思いもよらず、原美術館に行く幸運が巡ってきた。



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品川駅から幹線道路沿いに歩くこと10分。
御殿山という信号を左折したところに原美術館はある。

回りを白壁が取り囲むお屋敷の一角に、美術雑誌で見た白い洋風の建物が見えた。

息を潜めて、全景をカメラに収めた。
蒸しかえるような暑さの中で、木々の放つ湿気が薄いベールのようにその建物を覆っていた。


この日の展示は、シンガポール生まれのアーティスト、ミンウォンの「ライフ オブ イミテーション」 。

僕には少々難解な作品であったが、その難解さが麻薬のように作用し、この美術館のスピリチュアルな部分に少し触れたような気がした。



カフェ ダールは、庭園を囲む廊下にそって開設されていた。


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この建物の特徴でもある緩くカーブした廊下から見える庭園とカフェの設えは、ゆるい時間の流れを感じるステキなものだった。

夫婦でワインを傾ける姿もとても様になっている。


僕は庭に一番近いテーブルに着き、アイス・エスプレッソを注文した。



● 原美術館 Hara Museum of Contenporary Art
   東京都品川区北品川4-7-25 TEL03-3445-0651
   http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

note:
奈良美智氏のアトリエをイメージしたgraf共作のインスタレーションや鶴橋出身の森村泰昌氏の作品など、大阪人がニンマリする展示品もあり、カフェ好きにイチオシの美術館





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by browns_cafe | 2011-09-03 12:42 | カフェ/喫茶店 | Comments(5)



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