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そば 月山
谷町9丁目にある蕎麦屋さん。
ブログにコメントを寄せていただいているくにちゃんオススメのお店です。

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月山は、谷町9丁目の駅からほど近いビルの一階にある。
どしゃぶりの雨の中、地下鉄の出口からビルの看板を目印に駆け込むと、奥に店らしき灯りが見えた。
月山と書かれた立派な扁額調の看板や入り口の設えはちょっとした料理屋の雰囲気。暖簾をくぐって、ガラス張りの蕎麦打ちの作業場を横目に狭い通りニワから店内に入った。
店内は奥に田舎の蕎麦屋みたいな広い板の間があって、調理場の前にはカウンター席が設けられている。土間には4人掛の黒いテーブルが2脚、照明はペンダント式のハロゲンライトで、板の間と土間では随分雰囲気が違う。

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午後の1時半を回った時間帯だったため、店内に客はなし。厨房では夜の仕込みが始まっていた。
ランチタイムは、蕎麦と小鉢に小丼ぶりがセットなった3種類の定食から選ぶようになっている。ぼくは盛り蕎麦にとろろご飯がセットになった月膳を、同僚は温かい蕎麦にかき揚げの小丼ぶりがついた山膳をそれぞれ注文した。

少しすると汲み上げ豆腐と蕎麦のつゆが運ばれてきた。店内が薄暗いため、白い小鉢と紅い肌の薬味皿がダウンライトの柔らかな灯りに美しく映える。続いて盛り蕎麦が運ばれてきた。写真を撮ろうと蕎麦をあちこち並べていると、「蕎麦がのびるといけませんので、早くお召し上がりください。」注意されてしまった。同僚と一緒だったため、ついはしゃいでしまったが、料理人の気持ちとはそんなものと深く反省。

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蕎麦は細めののど越しのいいタイプで、一気にすすり上げると何とも美味い。ただ、つゆが甘めで蕎麦との相性は悪くないが、蕎麦通が通うようなボソっとした蕎麦に合う辛めのつゆになれていると少々もの足りないかもしれない。

たぶんこの店は、蕎麦をメインというよりは、山形の地酒を一品料理で味わい、最後に打ちたての蕎麦で〆るような食べ方が似合っていると思う。
同僚のかき揚げも丁寧な仕事で温かくだされる蕎麦の器も美しく、手間ひまかけて調理されたものを、ゆっくりと味わうには大変よい店だと思う。


帰り際、同僚の「そば茶のアイスが美味しそうー!」の一言で、Hoopの二階にあるaftermoon tearoomで和栗のテリーヌをいただく。栗の渋皮煮ペーストと白胡麻を加えた栗ペーストが二層になったテリーヌで、コクのある味わいが紅茶とバッチリ合う。

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いやはや秋は何を食っても美味い...




●そば 月山
  大阪市中央区谷町9-2-23 TEL06-6763-0199
  open 11:30-14:00 17:00-22:00
  close 月曜日


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# by browns_cafe | 2007-11-01 21:06 | 美味しいもの/店
神戸のかたち
買い物の途中で立ち寄った“神戸のかたちです。”



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一軒目は、南京街はずれにあるグリル一平のオムライス。いつ食べても“美しい





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二軒目は、GREENS Coffee Roaster

ここでは、エスプレッソのダブルを注文。
「エスプレッソ、ドッピオでお願いします。」と気取ってみる。
子供の頃には考えられなかった苦味と香り...
相方のカフェモカもすかさず、パチリ・・☆ 絵心も味のうちかと。




神戸のかたち_e0113246_21201170.jpg

# by browns_cafe | 2007-10-29 21:30 | 美味しいもの/店
マヅルカ
秋も深まってきましたね。
久々に渋めの昭和喫茶のレポです。


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最近、風俗系の店が目立ち始めた阪急中通り商店街にある「マヅルカ」は、カウンターだけの小さな喫茶店である。薄暮色のガラスには、バラの透かし模様が刻まれていて、昭和の雰囲気が色濃く残っている。

マヅルカは道頓堀にあった本店からの暖簾分けで、昭和38年、この場所で本格コーヒーの店としてオープンした。内装は、喫茶店など施工したことのない大工が、試行錯誤を重ね、2ヶ月以上もかかって造りあげたのだそうだ。

名栗の縁取りと大理石を刷り込んだメラニン樹脂の壁面が時代を感じさせる。コーヒーは開業以来自家焙煎にこだわっていて、入荷した豆は10kgごとに米袋に入れて階段下に積まれている。

マヅルカ_e0113246_22312626.jpg


コーヒーを淹れさせたら誰にも負けへん」と30年以上この店を仕切ってきた初代マスタアは、数年前に他界されたが、その技術と心意気はそのしっかりと2代目に受け継がれている。

ネルドリップで抽出されるコーヒーはコクがあってマイルド味わい。白いノリタケのカップに映る深い色合いも当時のままに違いない。
コーヒーが280円。たまに小腹がすいた時に注文する100円也のトーストは耳がカットされて出てくる。これも「耳を残されるとネズミがかじったみたいで汚らしい。」という先代からのこだわりなのだそうだ。


この店で一人コーヒーを飲んでいるといろんな人がやって来る。

社長!何しましょ。」「熱いの?ひやこいの?」  『ほんなら熱いので...』

張りのある大阪弁と目配せの絶妙のタイミングでこの店は成り立っている。いつまでもスタイルを変えることのない時間の止まった喫茶店には、今も昭和の人間関係が息づいている。


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●マヅルカ  大阪市堂山町16-11 06-6311-4809 ほぼ7:00~19:00
# by browns_cafe | 2007-10-25 22:46 | カフェ/喫茶店
東風のいちじくパン
出町柳から叡電でゴトゴト3駅。一乗寺駅の近くにぼくのお気に入りのパン屋さん『東風(こち)』がある。
ここでパンを買う楽しみは、お目当てのいちじくパン店長山岸さんの素敵な笑顔に出会えること。初めて行った頃は、職人風の風貌でそれはそれで魅力的であったが、最近は取材の影響か、とてもおしゃれな雰囲気になってこられたような気がする。ショートヘヤーにボーダー柄のカットソーがとてもよく似合うステキな女性である。


東風のいちじくパン_e0113246_0125155.jpg


ここのパンはどれも天然酵母が使われていて、焼き上がりの姿が美しい。
いちじくパンは一個500円。ドライフルーツの甘みとしっかりしたパン生地が最高に美味しい。そのままスライスして食べても、少し焼いても、チーズを挟んでも、何を塗っても、とにかく美味い。

3時を回ると売り切れるので、京都に着いたら電話しておくのもよし。「いちじくパンを入れて、適当に1000円くらい取り置きしておいてください。」とお願いすると、その日の京都は機嫌がいい。



●東風
  京都市左京区一乗寺払殿町12-17 TEL075-722-7855
  open 10:30~19:00 (日曜は18:00)
  close 月・火曜


東風のいちじくパン_e0113246_013984.jpg

# by browns_cafe | 2007-10-21 00:17 | 美味しいもの/店
祇園のたんぽぽ
伝説のたんぽぽです。

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http://www.hi-ho.ne.jp/jan23/showa_cafe12.htm
# by browns_cafe | 2007-10-17 22:29 | カフェ/喫茶店



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