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六曜社
東京でカフェを経営する人から聞いた話だが、京都の喫茶店はどの店へ入っても美味しいコーヒーが飲めるのでびっくりしたそうだ。そんな京都で本格コーヒーを出す喫茶店として思い浮かぶのが、三条河原町の角にある六曜社である。

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コーヒー界のカリスマ・マスタア奥野修さんの淹れるコーヒーにファンは多い。 金魚の水槽がある一階は落ち着いた雰囲気の喫茶室で、いつも老若男女でにぎわっている。
奥野さんが切り盛りする地下店は昼12時の開店で、夜6時以降はバーでの営業となる。

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長いカウンターと奥のボックス席、店内を照らすまどろんだ照明はぼくにとって大人の社交場そのもので、初めてここに来た高校生の頃のどきどき感が今も忘れられない。
常連客がずらりと並ぶ夕方の時間帯にこのカウンター席に座るのは今でも勇気がいる。
これもこの店が刻んできたマスタアと客との長い時間の系譜に違いない。

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コーヒーは自家焙煎のオリジナルブレンドで、香りがとてもいい。どちらかというと浅煎りで酸味のある豆をブレンドしているように思うが、苦味のバランスもよく、ケーキやオリジナルのドーナツとの相性も抜群にいい。
ぼんやりとコーヒーを飲みに入って、その伝統的な味わいに思わず背筋が伸びることも。普段はイノダのコクのあるマイルドな口当たりが好みだけれど、酸味のある六曜社のコーヒーに少し砂糖を入れた大人の味が、長い間の京都通いで見つけたぼくの “京都コーヒー”なのだ。

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●六曜社
  京都市中京区河原町通三条下ル東側 TEL 075-221-3820
   一階 8:00-23:00 無休
   地下 12:00ー18:00 水曜休
# by browns_cafe | 2007-10-16 00:32 | カフェ/喫茶店
TITLe - Coffee&Music -
TITLe - Coffee&Music  -_e0113246_118666.jpg


季節はすっかり秋モード。本屋には京都や奈良特集の女性誌がドンと平積みされている。ちょっと覗いてみたい気もするが、仕事帰りの女性に混じって本を取るのは到底無理。仕方なく音楽関係やファッション関係の書棚を眺めていると、チョーかっちょイイ本を発見した。

TITLe』2007年11月号。表紙の写真と“Coffee&Musicミュージシャンと選ぶ至福のコーヒーミュージック”のサブタイトルにしびれてしまった。『TITLe』は文藝春秋が発刊している月刊誌で、何度か買ったことがある。

今回は、表紙を細野晴臣氏が飾り、内容もグラビアも劇的に豊富。ミュージシャンが選ぶコーヒーミュージック全298枚にローリングストーンズのコーヒー・シーンやNYのカフェ、マックカフェ完全読本もあったりして、ぼくの中では完全保存レベル!一気に2冊を購入してしまった。


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ついでにmeetsもコーヒーを特集していたので買ってみたが、こちらはイマイチ。ブルータスのコーヒー特集号やLマガの二番煎じで新鮮さがなくmeetsに一抹の不安。90年代の後半、カフェ文化はmeetsは引っ張っていたのに...青山さんがんばってー!
# by browns_cafe | 2007-10-13 11:11 | 写真・アート・books
爆裂ランチ 2
この夏の暑さで食欲が減退していたと思ったら、秋になって一気に食欲が出てきた。
ウエイトコントロールは決して楽な方ではないが、仕事が激化してくると、体に悪そうなモノが無性に食べたくなってくる。
そんな殺気立ったぼくの胃袋を満たしてくれるのは、何と言っても出来たてあつあつの洋食!!
最近のグルメブームで洋食は高級品になってしまったが、本来、洋食はがっつりいかないと食べた気がしない。お皿に盛ったライスではなく、丼ぶりの白飯。メインが無くなっても、付け合せのキャベツにソースに絡ませて、メインの余韻に浸りながら食べる白いご飯は最高に美味しい。〆はお漬物で決まり。これでぼくの洋食は完結する。

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前置きが長くなったが、こんな気分の中、数ある洋食の中で足を運ぶことになるのが、空堀商店街の入り口近くにある「もなみ」である。売り切れ御免の人気店で、テレビや雑誌でご存知の方も多いと思う。
イチオシのハンバーグランチはエビフライ2尾にオニオンスープ、ご飯がついて850円。メインのハンバーグは神戸牛を使っていて、直径が15cmほどもあるビッグサイズ。ソースも醤油ベースの自家製で肉の旨みをしっかり引き出している。パサつかないのに、口の中でふわっと解ける肉のしまり具合も最高に美味しい。

昼時には店の前に行列ができ、1時過ぎには売り切れることもあるのでご注意を。他にもエビフライを一口カツに替えた一口カツランチ、神戸牛をサイコロステーキにしたステーキランチもあり。こちらもオススメです。

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(追記)
この店、以前は神戸で営業していたとのこと。そんな関係で神戸牛が安く手に入るらしい。眉毛の濃いシェフは少々とっつきにくそうに見えるが、客に美味しい料理を出すという使命感に燃える職人肌のとってもよい人。シェフの人柄と絶品洋食に惚れてお忍びで通う芸能人も多いのだとか...


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 ●洋食の店 もなみ
   大阪市中央区谷町6-3-14  TEL06-6763-1129
   open 11:30~13:45 17:30~22:00(LO)
   close 月曜日
# by browns_cafe | 2007-10-11 22:38 | 美味しいもの/店
名古屋カフェ・・・情報求む !
名古屋カフェのお問い合わせをいただきましたが、名古屋といえば、コメダ珈琲とあんトーストしか思い浮かびません。名古屋は日本随一の喫茶王国ゆえ、オススメのカフェ情報がきっとあるはず。みなさんのオススメカフェ情報をよろしくお願いします。
ただ、名古屋名物のあんかけスパゲティやこうどんが出てくるマニアックなカフェではなく、こだわりのコーヒーや絶品スイーツ、雰囲気抜群の隠れ家喫茶がいいですね。(笑)


ちなみにぼくが気になっている名古屋カフェの情報をアップしておきます。

まず一軒目は、「暮らしの生活用品ーコーヒー特集ー」の巻頭を飾った『coffee kajita』さん。場所は住宅街なのでおいそれとはいけませんが、かなり美味しいコーヒーとスイーツがいただけそうです。コーヒーにこだわるマスタアもスガシカオさんみたいでカッコいいです。

coffee kajita  
名古屋市名東区高社1-229 TEL052-775-5554 水曜休


もう一軒は『月日荘』さん
昭和の建物がそのまま店舗になっています。きものまわりの道具と器が中心でカフェを併設されているようです。
毎月10日から20日までの営業で、その期間は無休のようです。かなり僕好みの雰囲気です。(笑)

月日荘 
名古屋市瑞穂区松月町4-9-2  TEL.FAX 052-841-4418


(10.11 更新)

最近、渋系カフェに走ってましたが、やっぱり、おうち系カフェはいいですね。窓から公園の緑を眺めながら、まったりできそうです。

sora cafe
名古屋市中区栄3-22-16  tel/fax : 052-262-0195
 
# by browns_cafe | 2007-10-10 00:44 | カフェ/喫茶店
Café 珈琲処カフェ
神戸三宮本通りにあるコーヒーショップ。2階のガラス窓に大きく「CAFÉ」というイルミネーションがあるので神戸に通い始めた学生時代から気になっていた店である。

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創業は入り口のドアにもあるように1986年。神戸のコーヒーショップでは新しい部類に入るが、コーヒー通には結構人気があるらしい。
6坪ほどの狭い店内はカウンターで仕切られ、寡黙なマスタアと2人の女性バリスタで切り盛りされている。ブレンドはレギュラー、ビター、マイルドと三種類あって、キューバ、サントス、グアテマラなどの定番のストレートコーヒーも用意されている。厨房の壁には200客ほどのカップコレクションが並んでいて、指定すればそのカップでコーヒーを出してくれる。

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いつものことだが、こだわりのコーヒーを出す店のマスタアの手さばきを見るのは楽しい。豆の匂いをそっと嗅ぎ、ガラスのカップで定量を計ると即座にミルのスイッチが入る。粉になったコーヒーをミルからガラスカップに出し、カップに乗せたドリップに移す一連の動作がすばらしい。最後に“コン”とガラスコップの底を叩き、粉を残らず移す作業のリズミカルさが何ともいい。

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とりあえずいつもレギュラーを注文したが、さっぱりしていて喉の奥に香りがしっかりと残る。適度の濃さの中にほのかな苦みがあって、丁寧に抽出したコーヒーという感じがした。
アイスカフェオレは、水出ししたコクのあるコーヒーにミルクを注ぎ、シェーカーでシェイクされて出てくる。グラスも口が広がった細身のものが用意されていて、複数で行って一人がこれを注文するときっと楽しいと思う。

紅茶もポットサービスになっていて、フルーツケーキやカボチャのプリンなどの自家製スイーツも専門店なみに用意されているので、何時でも誰とでも間違いなく楽しめるレベルの高いコーヒーショップだと思う。

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いつこの店に来ても満席状態なのは、きっと常連が多いからだと思う。マスタアの入れるコーヒーを楽しみに神戸の街へ出かける。ぼくの中の神戸の街はいつも美味しいコーヒーの香りに満ちあふれている。



  ●Café 珈琲処カフェ   
    神戸市中央区三宮町2丁目10-10 2F  Tel078-331-6255
    open 11:00-20:00
    close 月曜日


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# by browns_cafe | 2007-10-08 16:37 | カフェ/喫茶店



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