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春の近江八幡
先日、知り合いに会うために滋賀県の近江八幡市へ行ってきました。10年以上何の連絡もしなかったものの、お互い電話の声が弾んでいたのはうれしかったです。
友人に会う目的は別にあったのですが、春の近江路ゆえ、美しい水郷と伝統的な町並みにすっかり心がときめき、にわか観光気分で楽しめた一日でした。
あちこち見て歩いて、これは!と思ったところがいくつかありましたので、「街歩き」でレポさせていただきます。

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今回、初めて体験したボーダレス・アートギャラリー「NO‐MA」は大変素晴らしいものでした。“ボーダレス”という言葉のとおり、観る人の気持ちをさえぎらない、穏やかでやさしい空間で、障害者の方々が創られた作品を鑑賞することができます。

昭和の町家のたたずまいを上手く残しながら、観る人にやさしいバリアフリーの展示スタイルも見所です。町家カフェが好きな人なら、たまらないですね。
近江八幡へいかれたら是非足を運ばれることをオススメします。

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近江八幡と言えば、近江商人発祥の地として有名ですが、新町通には近江商人ゆかりの家並みが美しく保存されており、見ごたえ十分です。
西川布団店の創業、旧西川家は現在市の所有となり、一般公開されています。京都の影響を受けた近江八幡の町家は大規模ながら繊細さも感じられるなかなか趣のある建物です。

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今回、もしかして・・・と期待していた、ヴォーリズ記念病院の、「希望館」はすでに解体された後で、跡地にはりっぱな老人保健施設が建築されていました。
保存?か解体か?と随分議論されたらしいですが、壊されてしまえば、いつかは忘れされるものなのでしょうね。

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唯一、保存されていた礼拝堂は見学することができました。小ぶりながら神聖な雰囲気のある建物です。ヴォーリズが設計した学校や教会などの大規模な建築物は、もちろんすばらしいですが、民家やこういう小さな建築物に、また違ったヴォーリズの一面を見た気がします。
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# by browns_cafe | 2007-04-04 21:06 | 街歩き/京都方面
憩務所 『夏爐』
テレビや新聞で報道されたのでご存知の方も多いと思いますが、昨日、大阪市大近くの喫茶店、夏爐が閉店しました。5年前にご主人が亡くなられて、奥さんだけでは店を維持することができなくなったというのが理由です。

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夏爐が店を開いたのは昭和50年。市大の北側を走っていた城東貨物線沿いの杉本町公園に面する民家を改装したものでした。ぼくが初めて行ったのは、友人が市大に合格したときですから、もう随分前のことになります。
春には公園の桜が咲き、夏には盆踊りの櫓が見える、街の風情を感じるとても印象深い喫茶店でした。

夏爐といえば、なんと言ってもレモンライスが有名です。叔母さんのフライパンから生まれた絶品のカフェごはんです。他にも、「プラトン弁当」や「愛す可否(アイスコーヒー)」「素敵な彼(カレー)」などの大学生相手の店らしいネーミングが印象に残ります。

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ぼくは市大生ではありませんでしたが、大学時代よくこの店に通いました。就職したときも、結婚したときも、身辺の変化に気がつかれたのか「最近、どうされてるの?」と声をかけていただきました。客の一人として、何かにつけ声をかけてくださるのは本当にうれしいものでした。

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足を運ばなくても、その喫茶店があるだけでほっとする。夏爐はぼくにとってそんな存在でした。今、また一つ、ぼくの記憶の中の喫茶店が幕を閉じました。
# by browns_cafe | 2007-04-01 16:12 | カフェ/喫茶店
予告です。
今日、今月末で閉店が決まった杉本町の「夏爐」へ行ってきました。
オーダーはもちろん「レモンライス」。椎茸とバターの風味にレモンの爽やかさが冴える逸品です。叔母さんには長い間お目にかかっていなかったですが、やはり歳には勝てないみたいでした。でも、レモンライスの味がまったく変わっていなかったのには感動しました。やさしい味なのに力があります。朝9時から夜8時までの営業ですので、幻にならない内に足を運んでみてください。僕が喫茶店に目覚めた店です。

それと、同じ阿倍野住吉界隈で、以前から気になっていた西田辺の「チ・ケ」に行きました。
このブログでくにちゃんにコメントいただいたお店です。こちらは、ぅぅん...本編をお読みください。完璧な珈琲専門店でした。

(追記)
チケでコメントいただいたwindさんも僕が行くほんの1時間ほど前に来られていたことを知りました。windさんとは面識はないのですが、京都にお住まいのとっても知的な女性です。

もう一軒昭和喫茶へ行きましたので、あわせて記事をアップします。では、予告まで・・・


予告です。_e0113246_2330582.jpg

# by browns_cafe | 2007-03-26 23:07 | カフェ/喫茶店
珈琲道
喫茶店の名前にはこだわりがある方で、素敵な名前の喫茶店を見つけると、つい心の中で「ほおっ・・」なんて思ったりしています。
都島にある「珈琲道」はそんな名前フェチをくすぐる気になるお店の一つでした。
この店に通って、3年近くになりますが、最近になって「珈琲道」という名前の意味がわかってきたような気がします。

珈琲道_e0113246_12232543.jpg

「珈琲道」は、JR京橋駅を北に上がって1号線を少し西に行ったところにあります。広い道路にそってぽつんとあるので、外観からはふつうの喫茶に見えるのですが、中に入ると喫茶店好きにはたまらない雰囲気が充満しています。
ドイツ製の焙煎機に長いカウンター、壁際にはコーヒー関連の書籍やオブジェがところ狭しと並べられていて、喫茶店としての長い歴史を感じさせてくれます。

珈琲道_e0113246_1242429.jpg

コーヒーは浅い焙煎の軽いタイプで、飲んだ後に喉の奥にふわぁ~といい香りが残ります。ご主人によると「深い焙煎は味をごまかしている。産地でテイスティングしたままの豆の風味を殺さないように焙煎しなくてはいけない。」とのこと。正に珈琲道そのものの説得力のあるコーヒーだと思います。

カウンターの奥の壁には、獅子文六の「可否道」の版画が掲げられています。「可否道」とはすなわち、この店の「珈琲道」の名前の由来であることを教えていただきました。「珈琲道」という名前の喫茶店なんて、一本筋の通った気概を感じませんか。

お近くの方はぜひ一度足を運んでみてください。名前の頑固さとは裏腹に、話し好きのオーナーととても素敵な奥さんに癒されますよ。ほんとにいい喫茶店です。

珈琲道_e0113246_1263154.jpg


今日は、この辺で...まだまだ話は続きます。
# by browns_cafe | 2007-03-21 12:24 | カフェ/喫茶店
ピカソと大丸饅頭
大丸梅田店で開催中の「ピカソ展」に行ってきました。
アート展や美術展は好きでよく行きますが、実のところ、美術史や美術評論的なことはよくわかりません。なぜ、美術展へいくのかと聞かれると上手く答えることができないのですが、あの独特の雰囲気が好き...という感じでしょうか。

ピカソと大丸饅頭_e0113246_1832964.jpgそんな庶民的知識に中でも、ピカソは大好きな一人で、時代によって表現が変わるピカソの創作活動にはとても興味があります。
今回の展覧会は、ドイツ・ルートヴィッヒ美術館所蔵のもので、初期のデッサンや晩年のオイル・ペイントが集められていました。

さすがです!やっぱり観てよかったです。

初期のデッサンやエッチングもよかったですが、60年代の作品の表現の美しさに感動しました。
力強くしなやかな線と鮮やかな色彩はピカソが自由で孤高の表現者ゆえのパワーなんでしょうね。


帰り際、地下の食料品売り場をあるいていると、行列の向こうに「大丸饅頭」のコーナーを発見しました。回転焼きを自動化したような専用の機械で大丸饅頭が次々に焼き上がって行きます。ロンドン焼きにそっくりな小さなお饅頭で、真ん中に焼印された大丸の「大」の字が昔のおやつっぽくてかわいいです。

ピカソと大丸饅頭_e0113246_184736.jpg

パンを買うつもりでしたが、つい試食がしたくなって、行列に並んで、12個入りをゲットしました。ちなみに一個42円。小分けにしていくつも買い求める人も多く、ちょっとしたお土産にもよさそうです。
家で試食しましたが、お茶請けにぴったりの軽い口当たりです。結構甘めなので、ブラックコーヒーにもよく合うと思います。
# by browns_cafe | 2007-03-18 18:07 | 写真・アート・books



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